DTMスキルアップメモ - frenchbread

見習いボカロPがそこそこのボカロPになるまで、が描かれていくはずのブログ。

NNI男女デュエット曲「laputa」を発表しました

2018/10/6に、ニコニコ動画のNNIカテゴリで「laputa」を投稿しました。

 

www.nicovideo.jp

 

おかげさまで投稿翌日のNNIの24時間総合ランキングで1位を獲得することができました。

わースゴイね!!(自賛)

 

まあNNIはかなり過疎状態なので、その日に強い競合がいなければ数百再生でも1位をとれてしまったりするわけですけど、せっかくなので高校時代の友人にでも自慢してきますかね。

「はっNNI?なにそれ?」って言われるだけでしょうけども。

 

関わった人たち

※敬称略です

 

経緯としては、最初はぶるーさんと僕とでコラボをやろうか、となんとなく話していて、また別のところでぶるーさんがれみさんにデュエットやらん?とお誘いしていて、そのタイミングで合流してという経緯だったような気がします。(ちゃんと覚えてない・・)

れみさんは「もっと抹茶ニット」やクリスマス曲で僕の曲を歌ってもらった実績があり、さらにその「もっと抹茶ニット」を歌ってもらったボカロバラードユニットプロジェクトという企画の運営者の一人がぶるーさんという関係でしたので、勝手知ったるメンツという感じで楽しく進めていけました。

以外の方々は、ギターのゆっくんさんと動画の來夢さんはぶるーさんから、男女絵の雨子さんはれみさんから、ミックスの森山さんは僕からそれぞれ打診しまして、最終的に総勢7名というなかなか大規模なコラボ作品となりました。

 

曲はとにかく歌メロ重視で

さて曲作るぞ!となったときに、二人の歌の実力はわかっていたので、できるだけ歌を目立たせて伴奏は控えめにしたいと思いました。

変に主張して減点くらうよりは、脇役は脇役に徹しようと。

別にこの曲に限らず、ボカロ曲も含めて歌モノは歌が主役なはずなんですけど、ボカロ曲の場合だと音数が多くて派手で音圧もがんがんな曲が好まれる印象があります。(別に悪い意味ではなく。)

というわけで、伴奏をがんばりすぎないようにがんばって(?)作りました。

 

ちなみに伴奏の編成はこんな感じです。

  • ドラム(小編成のドラムイメージで、タムを使いませんでした)
  • ベース
  • ピアノ
  • アコースティックギター(打ち込み)
  • エレキギター(ゆっくん氏による生演奏)
  • ストリングス
  • ハープ(装飾的に少しだけ)
  • シンセ×2(ふわっとした音/ベルっぽい音)

 

音域の調整に苦戦

とにかく歌メロを聴かせよう!と意気込んだのは良いのですが、作り始めて実際に悩んだのは音域。

女性と男性では当然得意な音域に差があり、僕の感覚だと女性だとA2~D4、男性だとE2~A3くらいが無理なく出せるのかなあと思っています。

具体的なキー値には多少異論もあるでしょうが、女性のほうが平均的に半オクターブ近く高いという点は間違いないですよね。

 

ということを踏まえて。

まずAメロは「同じメロディで女性パートソロ→男性パートソロ」にしたので、どちらの音域でも歌えるキーに収める必要があり、仮に前述の範囲が妥当だとするとA2~A3くらいで作らないといけません。

なので、以下のキーの範囲(A#2~G#3)に収まるようにAメロを作りました。

 

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 (プレイヤーの0:25あたりからの部分です)

 

一方サビでは、2人のかけあいやハモりを聴かせたいし、歌詞にマッチした譜割りにする必要がありました(詩先で作っており、譜割りは僕に任せてもらいました)。

具体的には、1番サビの歌詞は以下でして、ピンクを女性、ブルーを男性、オレンジをハモりに割り当てました。

 

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ピンク部分は女性キーの範囲、ブルー部分は男性キーの範囲、オレンジ部分は上声下声それぞれが女性キー男性キーに収まるように、さらに字数も考慮して・・

これが僕のレベルからするとそれなりに高等技術でしたので、冷や汗をかきながらメロディーをはめていきました。

下図の紫が女性パート、水色が男性パートです。

 

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 (プレイヤーの1:31あたりから、上に抜粋した歌詞でいうと「空に浮かぶ」〜「ディナーのお供は華やかに」の部分です)

 

上で切り取った部分はどうにか歌いやすいキーの範囲に収まっていますが、調子に乗って大サビで転調したりした結果、ところどころ目標より上にはみ出してしまいまして・・幸いお二人とも高いキーが出せる方でしたので、結局はそれに甘えました。

 

あと音域のことばかり書きましたが、リズムもスウィング的なうえに音が詰まり気味なので、けっこう歌いづらかったんじゃないか?と思います。

自分がろくに歌を歌えないので、程度はわかりませんけれど。

 

 

・・とそんなこんなでかなり苦戦しましたが、お二人の歌唱力(そしてミックス)のおかげで十分に聞き映えのする仕上がりになったのではないかと思います。

自分としても勉強になった作品となりました。

 

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