DTMスキルアップメモ - frenchbread

見習いボカロPがそこそこのボカロPになるまで、が描かれていくはずのブログ。

Junk Guitarのフリー版再配布!有償版V1との大きな違いはベロシティレイヤー

Junk Guitarのフリー版の再配布が2018年4月末より始まりました。

このブログでも前に紹介記事を書いたご縁があるので(ご縁と言ってももちろん僕が勝手に書いただけですが)、フリー版と有償版の違いを確認してみました。

 

Junk Guitarの製品ラインナップ

こちらは本家サイト様へのリンクです。

fujiya-instruments.com

 

「V1」「LE」「for EXS24」「Free」の4タイプがあり、この順に価格が高いです。

  • 「V1」はフルパッケージ。ベロシティレイヤー対応、V1.5系搭載あり
  • 「LE」はベロシティレイヤーなし、V1.5系機能のうちコードモード(リアルサンプル版)のみ搭載
  • 「for EXS24」「free」はベロシティレイヤーなし、V1.5系搭載なし
  • 「for EXS24」以外はサンプラーとしてKontaktが必要(無償のKontakt Playerでは時間制限があり実質使えない)

 

Kontaktを持っていないLogicユーザーにはfor EXS24(EXS24はLogic標準付属のサンプラー)しか選択肢がありませんが、Kontaktを持っていればfreeがフリーで使える(アホみたいな表現)というわけです。

 

V1系とV1.5系

先ほど「V1.5系あり・なし」等と書きましたが、現在Junk Guitarには大きくV1とV1.5の2系統があり、V1.5はUIが未完成という理由でβ版とされています。

そして「V1」の製品パッケージの中に「V1」「V1.5」が同梱されています。

若干ややこしいので、僕は勝手に「系」をつけて表現しています。正式な呼称ではないのでご了承ください。

 

V1.5系とV1系の違いは、本家サイト様でこう紹介されています。

Junk Guitar V1.5では、ギターならではのアレンジをまるでギターを演奏するように簡単に入力できるようになっています。左手で和音を抑えて、右手で爪弾くだけでアルペジオを演奏できるアルペジオモード。スライドやハンマリング、プリングを織り交ぜたカッティングを簡単に入力できるカッティングモード。収録されたコードが大幅に増加しただけでなく、抑えた和音を解析し、ストロークを入力するだけでコードストロークを再現できるリアルコードモード。さらに各弦の挙動までシミュレートしたシミュレートコードモード。完全5度や完全4度だけでなく、オクターブから減5度、増5度などの音程の和音を使ったリフを簡単に入力できるリフモードが追加されています。

 

V1.5系の難点はモードごとに音源ファイルが別という点でして、まあ使いたいモードの数だけトラックを用意して切り替えればいいだけなのですが、1トラック内でキースイッチで切り替えできるV1系はラクなので、僕はV1系を使っています。

アルペジオもカッティングもV1系でも表現できますし。

 

ベロシティレイヤーによる差はどんなもの?

V1.5系を無視してV1系で比較すると、有償版とfreeの差はベロシティレイヤーということになります。

本当はUIの違いもあるのですが、見やすいかどうかというだけなので、これについては以下のスクリーンショットのとおりということで。上が有償版、下がfreeです。

 

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では、ベロシティレイヤーで音の良さがどれだけ変わるの?という点ですが、簡単な実験をした結果、やはりそれなりに差があると思いました。

 

こちらをお聴きください。

「ベロシティレイヤーなし→あり」が2パターン続きます。

 

1パターンめは非現実的ですが、以下のように機械的にベロシティを上げながら音を出したサンプルです。

freeのほうでは強い音を出すサンプルを使用しているようで、ベロシティが大きくなってくると同じような音になりますが、小さいベロシティゾーンは有償版のほうが繊細な音が出ますね。

 

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2パターンめは実際に僕が打ち込んだ楽曲から取り出した演奏での比較です。

(こういう記事を書いておいて恐縮ですが、自分はギターを実際に弾いたことがない素人で、打ち込み方は変かもしれないです。)

あまり激しく抑揚はつけていないのですが、どこかにベロシティレイヤーの切り替えポイントがあるのか、freeに比べると少しベタ感が薄れていると思います。あと、ベロシティの平均値自体が中間付近なので、free版ほど硬い感じがしないですね。

 

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ただ、激しめの楽曲の中でバッキングを演奏させる分にはそれほど気にならないかもしれません。

先のサンプルはソロ収録なのでまだ違いがわかりやすいですが、他のトラックと混ぜてみると、僕の素人打ち込みのレベルでは全然差がわからなかったりもします。

 

興味がある方のために一応比較音源を貼っておきます。

前回記事でも使用した「Shooting Star」という曲のサビで、有償版を使用した演奏がこちらです。

 

対して、ギターをfreeに差し替えた演奏がこちらです。僕が第三者として聴き比べたら、同じURL貼ってるんじゃねえの?って思うくらい差がわかりません(笑)

 

Kontakt持ち&有償ギター音源なしの人は導入して損はない

Kontakt用のフリーギター音源としては「VS BURST LP FREE」が有名ですが、冒頭の記事でも書いているように初心者にとっての扱いやすさとしてはJunk Guitarが優れていると思うので、とりあえずダウンロードして損はないでしょう。

強弱を繊細に出したくなったり、V1.5系を使いたくなったら有償版を購入すればいいですしね。

ダウンロードはこちらから!

 

・・僕はもうちょっとまともな打ち込みができるよう勉強しますね(泣)